2023.03.14

シベリアの森のなかで

森にいく必要はまったくない。革命的な禁欲主義は都市環境でも実践できるからだ。消費社会では、都市環境に適応するという選択肢がある。ちょっとした規律があればやっていける。裕福な社会では、まるまると太るのも自由なら、修道士を真似て本のざわめきに囲まれて痩せたままでいるのも自由だ。したがって、禁欲主義者たちは自分たちのアパルトマンから出ることなく、自らのうちなるもりに身を寄せているのである。だが、貧しい社会にはいかなる選択肢も存在しない。