2021.03.15

 

疲れた。死にたくなって終業後意味もなくコンビニに行った。車に轢かれたかったけど歩道は柵に囲まれているのでそんなことは起こらないよ。

 

三島由紀夫鹿鳴館」読了しました。

三島由紀夫の作品にでてくる女性は勝ち気で強気で高潔で可愛い。

戯曲は初めて読んだけど、格調高い台詞ばかりだし、テンポよく進むので悪くないですね。三島由紀夫は戯曲も書いていたんだね。最近の人なのに知らなかったな。

鹿鳴館とか明治初期の花開く雰囲気が好きなので台詞回しや風景が美しいのはもちろん、第三幕の影山夫婦のやりとりは素晴らしいです。

 

ごらん。好い歳した連中が、腹の中では莫迦々々しさを噛み締めながら、だんだん踊ってこちらへやって来る。鹿鳴館。こういう欺瞞が日本人をだんだん賢くしていくんだからな。

 

そういえば日本史で特に明治時代が好きだったのは、時代の華やかさと人物の腹の中がわかりやすかったからだった。

 

書評を読んでいて、サド侯爵夫人も読んでみようかな。と思いAmazonのリストに追加した。

 

今週は土日から気分が沈んで仕方がなかったけれど、本は読めてよかった。

最近はよし!と気を入れないと本を読めない。

小学生の時は、時間を忘れるほど本が好きだったのに。